介護職の活躍の場は意外とたくさんあります。ただし、夜勤によって生活のリズムが不規則になったり、日祝日が休めなかったりして、希望通りの転職先が見つからないことも多いかもしれません。ですから、そんな悩みを抱えている方には、放課後等デイサービスに注目してみてはいかがでしょう?
放課後等デイサービスは、障がい児の学童保育を行っており、小学生から高校生までの障がい児を放課後預かって、保育や療育サービスを提供します。通所する障がい児は、軽度から重度まで様々ですが、介護職の経験がある方は、今までの知識とスキルが役に立つはずです。放課後等デイサービスを利用する児童は、障がいの程度にもよりますが、移動や排泄、食事などには介助が必要な場合がたくさんあります。したがって、介護職としての経験が活かせるだけでなく、キャリアアップにもつながるでしょう。また、比較的新しいサービスなので、人手不足が続いており、介護職にとっては売り手市場である点も魅力です。さらに、学習やスポーツ、音楽、アートなど、事業所によって力を入れている分野も異なるため、高齢者介護とは違った面白みもあるかもしれません。
しかも、放課後等デイサービスは、保育士や看護師など、他職種も働いているため新鮮さも感じられます。それに、一般的には夜勤はなく、日勤のみで、決まった時間に児童を送迎するので、残業も頻繁には発生しにくいはずです。事業所の中には、日祝日は休業日にしているところもあるため、カレンダー通りの勤務ができたり、家族や友人と過ごす時間も確保しやすいと思います。